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費用について

リノベーションで気になるお金のこと

中古住宅を自分好みにリフォーム・リノベーションして暮らしたいと考えた時に気になるのが 「何」に「いくら」かかるのかですよね。
そこで費用の相場や諸費用、税金などについてまとめました。
自分の価値観やライフスタイルに合ったマイホームを手に入れるために、しっかりとマネープランニングをしていきましょう。

RENOVATION TIPS

住宅リノベーションの基礎知識

  • プランの変更。間取りの画像。

    リノベーション費用の相場

    気になるリノベーション費用の相場は一体いくらなのでしょうか? 一般的に、フルリノベーションは1㎡あたり10~15万円とされてるようですが、それは目安として考えるようにしましょう。
    戸建て・マンションといった住宅の種類や、施工内容、難易度によっても値段は変化しますので
    「何をどうしたい」 のか、具体的なイメージを持つことが正確なお見積りに繋がります。

リノベーション費用の内訳

中古住宅を購入する際には物件価格以外にも多くの諸費用がかかります。
どのような費用がかかるのか「購入時」「リノベーション時」「居住後」の項目分けて確認していきましょう。

  1. 購入時にかかる費用
  2. 物件購入費

    ① 頭金

    住宅ローンを組む前に支払う物件購入費。物件価格の1〜2割と言われており、頭金を除いた額に対して住宅ローンを組むことが多い。

    頭金についてはこちらの記事で説明していますので、あわせてチェックしてくださいね。

    ② 手付金

    売主に買う意思を示すためのお金。売買代金の1割程度が目安だが、売主・買主の合意によって決まる。
    自分が用意できる金額を早めに把握しておくこと。契約後の一定の期間に買主の都合でキャンセルする場合は戻ってこないので注意。なお、売主の都合でキャンセルされる場合、売主から買主に手付金の2倍の金額が支払われる。

    諸費用の内訳

    ① 仲介手数料

    不動産会社へ支払う手数料。上限は(売買代金×3%+6万円)+消費税10%。契約時と残金決済時に半金ずつ払うことが多い。(リフォーム済みの中古物件を不動産会社から直接買う場合、仲介手数料はかからない)

    ② 登記費用

    正確には「登録免許税」という税金の一種。所有権移転登記は、不動産の所有権を持っていることを公的に証明するもの。また、住宅ローンを利用して住宅を購入した場合は住宅に抵当権(担保)がつけられるため、抵当権設定登記を行う。司法書士への報酬も含めて5万円〜20万円程度が相場

    ③ 印紙税

    リフォーム・リノベーションを行う場合、「不動産売買契約書」に貼付する収入印紙だけではなく、施工会社との「建築工事請負契約」、住宅ローンを借りる際の金融機関との「金銭消費貸借契約(ローン契約)」にも収入印紙の添付が必要。契約書の記載金額別の印紙税額は国税庁HPをチェック。

    ④ 住宅ローンの諸費用

    住宅ローンを借りる際に金融機関に対して支払う融資手数料、保証会社に保証人となってもらうためのローン保証料、火災・地震保険料、団体信用生命保険料(金利に上乗せされている場合は不要)などがある。金融機関や保証会社によって相場が異なるので、いくつか比較することがおすすめ。

    これらの諸費用は、利用する機関によって住宅ローンに含めることができる場合とできない場合があります。
    もしも住宅ローンに含めることができない場合は、現金で用意する必要がありますので、あらかじめ概算費用を把握しておきましょう。

  3. リノベーション時にかかる費用
  4. Tips1 間取りを変えずに設備と内装で価値を上げる

    もともとの間取りがあなたにとって理想的であれば、予算を丸ごと内装や設備のリノベーションに使えますよね。
    床や壁材のグレードを上げてインテリア空間にこだわってみたり、水回りの設備をより機能的なものに変更して長く快適に過ごせる住まいづくりをしましょう。

    キッチンリノベーションの画像

    Kitchen

    老朽化したキッチンを新しいシステムキッチンに変更。
    レイアウトや扉カラーなどにこだわりオリジナルの空間にできます。
    使い勝手が良くなると効率も上がり、料理が楽しくなりますね。

    工事参考価格

    70万円〜

    バスルームのリノベーション画像

    Bathroom

    一日の疲れを癒すお風呂や、洗面脱衣スペースを新しい設備で快適な空間へ。
    リラクゼーションを重視した機能や、寒さ対策お掃除が楽になるなどお好みの仕様に変更しましょう。

    工事参考価格

    60万円〜

    フローリングリノベーションの画像。

    Floor Tile

    柔らかい質感や味わい深さが感じられることで人気の無垢材ですが水回りは耐久性のあるフロアタイルにするなど、場所によって使い分けしましょう。
    リアルな木や天然石風など種類も豊富です。

    工事参考価格

    4,000円〜/m2

    クロスを変えるリノベーションの画像

    Wall decoration

    壁紙は色褪せや匂いなど、特に経年変化がわかる部分です。
    機能的な壁紙にして防汚、防臭、調湿効果を持たせたり、塗装して独特の風合いを出すこともリノベーションならでは。

    工事参考価格

    1,100円〜/m2

    Tips2 間取りを変えて今の暮らしに合わせた空間づくりをする

    中古住宅の中でも特にマンションは建設された時代のライフスタイルが反映されているので、今の時代に合わないことも。
    暗くて長い廊下や古くなった和室がある部屋を一度スケルトンの状態にしてLDKに配置し直したり、家族みんなの衣装を収納できるウォークスルークローゼットを設けたりなど自由度は大きいです。

    広々LDKのある空間の画像

    広々LDKのある空間

    キッチン、ダイニング、和室など細かく区切られていた空間をつなげて家族の集まる大きなリビングに。
    ライフスタイルにあわせて自由な空間作りができるのもリノベーションの特徴です。

    対面オープンキッチンの画像。

    壁付けから対面オープンキッチンに

    給排水設備工事を行い、キッチンの位置を移動させて明るく開放感のある空間に。
    壁側には新たに造作棚を取り付けたり収納も含めて計画すると満足度の高いオリジナルキッチンの完成です。

    ウォークインクローゼットの画像。

    使い勝手の良い収納

    家族の衣装や季節ごとのインテリア、趣味のアウトドア用品などをしまっておくには押し入れや下駄箱だけでは使いにくいですよね。
    家事動線を踏まえてパントリーや土間クローク、ファミリークローゼットなどを計画しましょう。

    これらの施工は面積や使用建材によって価格が大きく異なります。イメージをお聞きした上でお見積りさせていただきますので、まずはご相談ください。

  5. 居住後にかかる費用
  6. 諸費用の内訳

    ① 管理費(マンションの場合のみ)

    毎月1〜2万円程度の物件が多い。共用部分の日常の管理に関する費用で専有面積に応じて課せられるため、部屋が大きいほど多くの管理費を負担するシステムになっている。快適・安全な日常生活を送るために必要な費用。

    ② 修繕積立金(マンションの場合のみ)

    毎月1〜2万円程度の物件が多い。10年先20年先のマンションのメンテナンス・修繕に備えて入居者がその費用を管理組合を通して積み立てていくもの。修繕積立金をチェックするときには毎月支払う金額の他に、現在の残高や過去の修繕実績と今後の修繕計画について長期修繕計画の情報を取り寄せて比較するのがおすすめ。

    ③ 駐車場代・インターネット使用料

    駐車場の料金は周辺の駐車料金に近い価格で設定されることが多い。地域ごとで相場に差がみられる。
    インターネット使用料は月額5,000円前後。インターネット完備のマンションなどでは管理費に含まれている場合も。
    共有部分まで光回線が引き込まれており各住戸までは配線されていないケースの場合、配線の引き込み工事とプロバイダ契約が必要。

    ④ 固定資産税・都市計画税

    マンションを購入した場合は土地と住宅の所有者になるため、それぞれ「固定資産税評価額×標準税率」から算出される固定資産税を毎年支払う義務が課せられる。この固定資産税には軽減措置が設けられているが、築6年以上経ったマンションの場合土地に対してのみ適用される。
    都市計画税は都市の整備や公共事業の費用などに使われる税金。これも固定資産税と同じように土地や家屋の評価額から算出される地方税。

    ⑤ 地震・火災保険料

    地震保険は単体では販売されていないため、火災保険を契約せずに地震保険のみの契約はできない。
    火災保険料を決定づける条件は建物の構造、延べ床面積、所在地、補償対象の範囲や、特約の追加があり、損害保険会社ごとに建築年や耐震性能、そのほか+αによる割引設定を行っているケースがある。数社比較がおすすめ。

物件購入&リノベーションの費用イメージは掴めましたか?
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