施工のプロが教えるリノベ前提で中古マンションを選ぶコツ
2023.02.16
こんにちは。四日市でリフォーム・リノベーションならN.S.D!中の人Oです。
前回からだいぶ期間が空いてしまいまして、、もうバレンタインデーも過ぎてしまいました♡ 家族で手作りチョコレートを作ったり、普段買えないような高級チョコを買ったり、寒ーい時期だからこそイベントを楽しんでいきたいところですよね!
さて今回はリノベーションを前提に中古マンションを選ぶ場合、具体的にどんな点に注意したら良いのかについて、施工のプロの視点でお伝えしたいと思います。
リノベーション前提の物件選びのポイント3つ
①壁式構造のマンションは思い通りに間取りを変更できない場合があるから要チェック!
②水回りの間取り変更ができない物件もあります!
③天井高は大幅には変えられない(高くできない)のでイメージを再確認しましょう!
一つ目は構造のお話です。
近年はラーメン構造という柱で支えるタイプの建築がほとんどですが、昭和50年代頃までは壁式構造という壁で支えるタイプで建築されていることが多く、そういった物件は構造上壊せない壁(構造壁)があり、思うような間取りに出来ないケースがあります。
そのため、お施主様が「こうしたい!」と思う間取りを実現できるか構造壁の位置をチェックする必要があるのです。
二つ目は水回りのお話です。
また、水回りの位置を変えることでグッと雰囲気が変わるのはご存知ですよね。
ただ、建物によっては床下の空間がなく配管を切り回せない(位置を変更できない)場合もあります。こうした物件は、キッチンや浴室など水回り部分の床だけ躯体に凹みがあり、その中に配管を通しているため移動ができないのです。
どのように水回り設備を配置したいか、具体的なイメージを持つことと、もし位置の変更が難しい場合はできる範囲の施工で満足できるか確認してから決断しましょう^^
三つ目は天井高のお話です。
天井の低さも、築古物件によく見られる課題です。リノベーション実例でよく見られる、配線や配管をむき出しにするデザインで開放感を演出するという手法(現し天井)がありますが、そもそもの天井高は劇的には変えられないため、圧迫感を感じたり「イメージと違う!」とやってみてからガッカリするケースもあります。。
とくに背の高い方は内見の際に必ず確認しましょう!
間取りの変更や水回りの移動は、あらかじめイメージ写真を用意したり、理想とするプランをいくつか決めておくことで、物件の選びやすさもアップしますし、購入後の「やっておけばよかった!」を極力なくすことができます。
N.S.Dでは、まずリノベーションプランのご要望を伺った上で、不動産業者様をご紹介し、お客様のご希望に合わせた物件を選んでいただくことができます。「中古マンションを買ってリノベーション」をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね^^
ご覧いただきありがとうございました。