平屋のメリットとデメリット

2024.09.27

こんにちは。四日市でリフォーム・リノベーションならN.S.D!中の人Oです。
暑すぎる日々をいかがお過ごしでしょうか?9月に入って少しずつ涼しくなりはじめましたね。心地よい秋が長く続いてほしいな・・・と思いながら仕事をしております。

さて今日は、近年若年層の間でブームの「平屋」についてです。

「狭いんじゃない?」
「二階建てと比べて良いところは?」
そんな疑問が出てくると思いますので、メリットとデメリットを考えていきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください^^

1.なぜ今「平屋」が人気なの?

人気の平屋。コンパクトでコスパも良いので自宅だけでなくセカンドハウスとしても人気を博しています。

昔は年配の方に好まれるイメージがあった平屋ですが、最近はコロナ禍を経て「おうち時間」を充実させたいファミリー層からもアツい支持を得ています。

2.平屋のメリット

では、早速平屋のメリットについて挙げていきましょう。
以下の5つが考えられます。

メリット
  • 1. 耐震性の高さ
  • 2. メンテナンスコストを抑えられる
  • 3. エネルギー効率が良い
  • 4. 高齢者にも赤ちゃんにも安心
  • 5. 家族のコミュニケーションを取りやすい

それぞれ解説します^^

①耐震性の高さ

平屋は1階のみのため、2階建て住宅と比べると耐震性に優れています。
理由は耐震性には家の「高さ」と「重さ」が大きく関係しているから。

高さがあるほど重心が上がり、揺れた時の振れ幅が大きくなります。
平屋は2階建て住宅に比べると重心が低くなり、地震の横揺れを最小限に抑えられます。

 
また、平屋は上層階がない分軽いです。地震が起きて家が揺れると、屋根と上層階の重さがそのまま階下にかかります。
平屋は重心が低く、さらに上層階の重みがないため、地震が起きても比較的安心です。

②メンテナンスコストを抑えられる

家自体がコンパクトになりますので、外壁や屋根のメンテナンスにかかるコストが抑えられます。
持ち家はいずれメンテナンスを行うことが前提になりますので、その費用が抑えられるのはありがたいことですよね。

③エネルギー効率が良い

冷暖房効率を上げると光熱費の削減効果が高いことは有名ですが、コンパクトな平屋に断熱工事をすると家全体の冷暖房効率がUPします。
暖かい空気は下から上に移動しますので、
「1階が寒くて2階が暑い!」といった階ごとの不快がなくなり、
空調をそれぞれ運転させる必要がなくなるので省エネ効果もあります。

④高齢者にも赤ちゃんにも安心

平屋は階段の昇り降りがなく、ワンフロアで掃除もしやすいのでバリアフリー対応がしやすいです。
また元々省スペースでも住みやすいように生活動線を考えられているので足腰が心配なお年寄りにも安心です。
段差が少なく家事もしやすいということは、子育て世代にとっても安心して住める設計といえるでしょう。

⑤家族のコミュニケーションを取りやすい

お互いの気配を感じられる平屋はコミュニケーションを取りやすいというメリットがあります。
玄関から自室までの間に自然と家族との会話が生まれるような間取りがおすすめです。
また、階段がないため設計の自由度も高まり、コの字型やロの字型といったユニークな間取りプライバシーを守ることもできます。

3.平屋のデメリット

考えられる点をいくつか挙げます。

デメリット
  • 1. 広さのある土地が必要
  • 2. 部屋数の確保が難しい
  • 3. 水害による浸水の心配
  • 4. 防犯上の心配

それぞれ解説します。

①土地の広さ

家を建築する際は「建蔽率」(けんぺいりつ)という、土地の中で家を建てられる面積の割合を考えないといけません。
たとえば、建蔽率60%の地域で、延床面積30坪の家を建てるとしましょう。
平屋だと必要な土地の広さの目安は約50坪となります。
一方、2階建て住宅であれば、同じ延床面積でも、約25坪程度の土地で家を建てることが可能です。
同じ広さの家づくりをするには平屋の場合、広い土地が必要になることがわかりますね。

②部屋数の確保

4人家族の場合の平均的な間取りは、3LDKもしくは4LDKとなっています。
これを平屋で叶える場合は部屋を間仕切りできるようにしたり、リビングと寝室を離して、プライベートゾーンの独立性を高めることでプライバシーを確保するなどの工夫が必要です。

③水害対策

平屋だと、豪雨の際に2階に避難することができません。
浸水から家具や家電を守るためにも建築する際は、水害対策をしっかりと行いましょう。
 
具体的には、基礎を高くしたり防水性の高い塀で家を囲んだりする方法があります。
土地の購入時には、ハザードマップを確認し災害が起きにくい地域であるか見ておくことも重要です。

④防犯対策

ドアと窓が全て一階にあるため、空き巣に狙われやすいというデメリットがあります。
侵入者を防ぐには、外構や間取りを工夫することが有効です。
門扉やフェンスは、簡単に乗り越えられないように高さがあるものを選ぶなどし、間取りには中庭を組み込み、中庭に面した窓で採光が確保することで、道路側の壁に大きな窓を作る必要をなくすと侵入経路を少なくすることができます。

4.まとめ

いかがでしたか?
平屋と二階建て、どちらが良いかというのは最終的には住む人の理想が叶えられるかどうかが大切なので、一概にこちらのほうが良い!とは言えません。
ただ、平屋は限られた空間だからこそ、機能的で無駄のないオリジナルのデザインを生み出すことのできる住まいだと思います。

N.S.Dでは、住宅のリフォーム・リノベーションを通して、よりよい暮らしを提供しています。

中古住宅はもちろん、新築のご依頼も受け付けております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

次回の更新もお楽しみに!お読みいただきありがとうございました。

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